SLの場合には、入会して始めてサッカーをするという子供が多く、ましてや新1年生ともなると「お話を聞かせる」ところから始めなければいけません。難しいことを言っても中々理解してもらえないのが当たり前で、コーチの前に座るタイミングもバラバラ、砂をいじくる子、どこか違うところ見ていてまったく聞いていない子、監督の目を見てうなづいているので、「分かった?」と聞くと「分かんない」とキッパリと言う子などなど、本当にバラバラです。
去年はこの状況に対して「どうして?」と思いくどくどと説教をしたり、叱ったりして、何とか話を聞かせるようにと常に考えて、遠征先では迷惑をかけないように、怪我をしないようにと思い同じ事を繰り返すようになっていました。
しかしながら、バラバラな子供達ではありますが、みんな一致するのは「楽しいことは大好き!」ということです。時には厳しい指導をするのは大事ですが、今後のSLは「何か楽しい」ということを基本にしたいと思います。1回の練習で、必ず選手一人ひとりの1回の「笑顔」を見ることをノルマにしていこうと思います。
サッカーの技術も「あっ!何か知らないけど、俺って結構うまくなってない?学校でサッカーしたら、俺が一番じゃない?」という、気づかないうちに上達してしまうようなコンセプトで指導していきたいと思います。
こういった考えになったのは、気づかせてくれたのはこのSLチームだと思います。サッカーで試合に負けて「くやしい」と思えるのは、知らないうちに選手達がサッカーという勝ち負けがあるスポーツにのめり込んだことで自分達で得ることが出来たものだと思います。これは監督が教えて持てる気持ちではありません。
「知らないうちに」自分で得たものは一生忘れないと思いますし、その後どんな新しいことでも自分で挑戦してくれる子供達になってくれると信じています。。(SL監督:富塚)
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