2勝1敗1分け、勝ち点7の青葉SLは、ブロック2位通過で決勝トーナメント進出の可能性を残して最終戦となりました。
2位争いをしているチームは2試合残っているので、1試合しか無い青葉は可能な限り得点をして、得失点差で上回る必要がありました。
3年生大会(ドリームカップ)に参加して帰ってきた2年生のユウジ、リュウゾウ、シオンがどれだけ自身を持ってプレーが出来るか、マヒロの穴をカイが埋められるか、練習してきたパスワークが本番で機能するか?。。。などなど、楽しみがいっぱいでした。
ミーティングは時間が少ないので、ゲームでの注意ポイントと作戦1「攻撃的になること」作戦2「楽しむこと」を伝えて、最後に「ヒロト、マヒロ。。。今日はチャンスがあれば行くよっ!」と言った途端「よっしゃっ~」と、満面の笑み。。。いい感じです。

前半開始早々、攻撃的な青葉はいきなり、楽しみにしていたパスワーク。。。バッチリです!

シオンへ渡ったボールはダイチ→「よっしゃっ~」がスルりと上がって来て、流れのまま受け取ってサイドをドリブル突破→センタリング。い~い感じです!

前日のアジアカップ決勝戦での日本代表のプレーとは対照的に「強気」の青葉は、素晴らしいゲームを見せ続けました。中盤でボールをキープして、いいタイミングでサイドにボールを出す、受け取る選手も準備バッチリでパスが面白いように周ります。
さらに、オフェンスの要、ユウジが鋭いシュートを連発してハットトリック、シオンもシッカリと決めて着実に得点を重ねていきました。
嬉しかったのが、1年生のリョウトが公式戦初ゴールを挙げ、幼稚園のダイチは、公式戦初ゴールに加えて2得点したことです。特にダイチは、幼稚園では中々出来ないようなパスワークに参加、最後にはゴール前にシッカリと詰めているという、2年生でも中々難しいプレーを見せていました。
本能だけでなく、ミーティングでの話しを聞いてシッカリと理解してプレーをしているのでしょう。。。素晴らしいです!
また、途中交代した選手も「ピッチに立ったら選手!」という約束を守って、一生懸命がんばっていました。
特に、前から試してみようと考えていた、幼稚園のショウタをSBに入れたところ、ディフェンスもしっかりと出来、ミーティングを聞いていたのか、後ろからの攻撃参加までも。。。しかも上がりっぱなしでは無く、すぐに切り替えが出来ていました

試合の方は、これだけのいいゲームを見せた青葉が7-0で快勝し、文句なしで悲願の決勝トーナメント進出です。
試合を振り返ると「元気60%(残り40%技術)」を出し、自信を持って「強気」でプレーしたことで、全員がゲーム中に周りを良く見て動けていたことが勝因だったと思います。
選手のみんな「とりあえず」おめでとう!しかしながら、これからです。
この1年間、この大会を目標にがんばって来た、成果を見せるのはこれからです。
監督としても、このゲームのような選手のプレーを引き出してあげられるか、責任重大です。
今のチームなら可能性はありますので、1つでも上を目指しましょう!

(SL監督 富塚)
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