2017年01月22日(日)
県選手権は、協会登録が無くともフリー枠での参加が出来るため、自信のある県内約450チームが参加、県ナンバーワンを決める中央大会への出場権獲得のために、32ブロック各大会で優勝を目指す。
負けたら終わりのトーナメントもいよいよ大詰めの準決勝です。
【準決勝 vs 花水FC/○3-0 得点:オウンゴール、ハルト、ヒロキ】
GKショウタ、DFタカヒロ、イノッチ、ユウ、ボランチにカイリ、ヤマッチ。ソラが体調不良のためチームを離れたので、MFカンタ、フウヤ、コウシロウ、FWヒロキ、ハルトでチャレンジです。
スタートからお互いにダッシュをかけて、誰しもがボールを自由に出来ない。繋げようにも誰かにボールが当たってしまい、こぼれ球を取ってすぐにフリーな状態になるか、空きスペースに素早く繋ぐか。。。
それでも青葉はチャンスを作った。
2分、ユウが跳ね返すと長身のハルトがヘディングで方向を変えヒロキ、落ち着いて相手を引きつけて走り込んでいたカンタに、いい判断で前へ飛び出した相手GKに阻止される。5分、自陣でボールを奪ったヒロキが上がり気味のあ相手DF裏にハルトを走らせるスルー、強引にゴール前に持ち込みしっかりとミートしたシュートは相手GKのファインセーブでゴールならず。
9分、タカヒロのCKをカンタがハルトへ、左に走り込んでいたフウヤに繋いでアーリークロスを入れ。。。繋いでのカウンターもみせたが、1点が遠い。
終了間際、タカヒロCKを跳ね返されたところにヤマッチ。ボールをゴール前に戻したところの競り合いからラッキーなオウンゴールで先制点。1点リードでの折り返しは有難い。
後半、浮き球が多く落ち着けられないスタート、リズムを作れない青葉は3つ目が繋がらない。さらには拾われたボールを裏に出され、スピードある選手に抜け出されそうになる。。。リードしていても気を抜けない。
行き当たりばったりのじれったい時間帯が続く。ボールを持つのが必ず相手選手と言っていいほど、自分達で持ち運べずに徐々にバランスが崩れる。もう黙ってはいられないと言わんばかりにタカヒロが自分で持ち上げる。こんなはずじゃないとキャプテンシー溢れるプレーで見せつけるなど、どうにかしないと!という気持ちが持てるようになっている。
10分、相手GKのパントをイノッチが跳ね返すとカンタ、コウシロウ、ヒロキとワンタッチでキレイに繋ぎ、相手DFを交わしてシュート。。。こぼれたところにハルト、しっかりと押し込んで追加点。11分、左の深い位置でハッキリとできないところ、ヤマッチの前に毀れたボールをいい判断で前にフィード、ヒロキと相手DFが追いかけて奪いGKも交わして無人のゴールへ3点目。
まだ半分近くある残り時間、相手8・9番を中心にの怒涛の攻撃をしかけてくる。まだあきらめない相手に苦しめられるも、シンタ、キクちゃんを投入。彼らもこの厳しい状況に対応しようと気持ちあるプレーを見せてくれた。
ゲームはそのまま終了、見事に決勝進出を決めた!
【決勝 vs Y.S.C.C/○1-0 得点:ヒロキ】
さあ残すところこのブロック大会決勝戦。横浜同士の戦いとなった。
昨年度は練習試合をしたが、今年のチームは分からない。準決勝を見ていても、J下部のレベル高いプレーは見せている。引きつけて繋いでくるチーム。。。青葉が相手を自由にさせず、選手達の予測が冴えていればチャンスはあるはず。
GKショウタ、DFタカヒロ、イノッチ、ユウ、ボランチにカイリ、ヤマッチ、MFカンタ、フウヤ、コウシロウ、FWヒロキ、ハルト。
スタート直後からフルダッシュで押し上げ、リズムを作らせない。予想外に相手フィールドでの攻防戦を展開して6分、タカヒロのCKをハルトが角度を変えるヘディングを見せるも枠外。このいい状況で早くに1点決めたいところ。
8分、処理にミスしたところを抜け出され、ショウタとの1対1。。。失点を覚悟していたがショウタが見事に弾いてくれた。
さらにピンチは続く。。。PA外でハンドを取られてFK。入ってもおかしくない位置で巻いてくるボールを放った。ショウタが追うも触らずにゴールキック。このプレーだけでなく、自分のいる位置に対して見えないゴールがどこにあるのか。。。GK特有の感覚を彼はすでに持っているとこの大会を通じて感じている。
お互いに跳ね返すしかない激しい攻防戦、浮き球も多く落ち着かせられない時間帯が続いた。ヤマッチが相手との接触で負傷、血が止まるまでは入れない。10人でフォーメーションを変えてそのまま続行。一人少ないことを感じさせないほど、予測ある動きで相手を自由にさせず、繋がせずにスコアレスで折り返した。
後半から相手もリズムを作るために必死のプレーを見せてくるはず。こちらも負けじと、まずは絡み続けて相手を乱す。
まだお互いに糸口が見えない1分、相手GKがDFに渡りプレスをかけに行ったコウシロウがワンフェイントで奪う。相手を引きつけて出したボールは走り込んでいたカイリ、そのボールをワンタッチで縦に。。。走り込んで来たヒロキがキレイに決めて待望の先制点です!キレイに繋いだ見事なゴールでした。
1点ビハインドだがまだ時間帯が早い。目が覚めた相手は本領発揮、10番中心に振り回して攻め込んでくる。集中してゴール前を守らなければいけない時間帯が続いた。長いボールで押し上げるもリズムは生めない。
ただ跳ね返すプレーが目立った15分、DFの乱れから処理に遅れて裏を取られて抜け出される。ショウタのナイス判断で飛び出し体を張って食い止めて見せた。
最後は泥臭い気力を振り絞ったゲームになったが、この1点を守り切って勝利、優勝です!
各チームこの選手権で集大成を見せるべくチャレンジするこの大会で優勝、中央大会進出の切符を手に入れた。いつもより10分長いゲームで初戦から決勝まで2日間に渡り厳しいゲームを最後までよく戦い抜きました。
この2試合、GKショウタがファインプレーを見せ、DFイノッチ、ユウが何度も攻撃を阻止し、ボランチのカイリ、ヤマッチが予測あり運動量ある動きで絡み、中盤のカンタを中心にフウヤ、コウシロウで中央左右を果敢に攻め込み、FWハルト、3年ヒロキが時にはポスト役になりながらゴールにこだわった。そして、チームの中心としてキャプテンシー溢れる指示を出し続け、声でもプレーでもチーム全体のバランスを作ったタカヒロ。フィールドに立った選手達が声を出し、味方を信頼し、頼り頼られ、自分達で考えてゲームを作っていく力。。。ゲームを重ねる度にしっかりとついてきたと思います。
選手みんなで勝ち取った優勝!本当におめでとうございます!
神奈川県ベスト32に入り、中央大会にチャレンジ出来ることぜひ誇りに思って、同じ気持ち・強いメンタルで戦い続けましょう!
(U10監督:冨塚)
もしよかったらこの「拍手」ボタンをクリックしてね!
大拍手の場合は「もっと送る」を連続クリック♪v(・_・)
あなたの拍手で右上の「拍手ランキング」が決まります\(^_^)/
- 関連記事
-