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オフィシャルサイトからの続き】
大会最終日。チームはすでに勝ち点6を上げているものの、前の2試合の結果によっては決勝トーナメントへの道は狭くなる。。。そのためにもこの1戦をキッチリと勝ち点3を追加しておきたい。
開始1分、始まって間もなくだが幸運にもPKのチャンス。反応のいい相手GKに少し触られながらもユウイが決めて先制点を奪った。本来であればこの1点で気分も乗り、選手のみんなが良いパフォーマンスを見せてくれることを期待するのだが、現状は少し違うようだ。
相手GKのキック力があるので、パントキックの飛距離が長い事を気付いてはいるものの、体が反応していないので、DFラインの後ろにボールを流してしまう。逆にこれが1つの武器と、相手チームの攻撃は迷いもしない走り込みにより、瞬時にピンチになる。
前半6分、不運にもそのピンチが突然やってきた。こぼれたボールをスピードに乗った相手選手が大池との1対1に持ち込み、大池が素晴らしい反応で弾いたものの、しっかりと押し込まれてイーブン。DF陣が大池の弾いたことを想定してフォローに行く、という意識が足りない気がした。
イーブンとなったゲームは少々荒れる。
前半10分、ペナルティエリア近くの左側でFKのチャンスを与えてしまった。右隅のコースに反応した大池がキャッチ体制ながらもこぼれたところに、わずかな可能性のために詰めていた相手選手に押し込まれて、逆転を許した。さらに、誰もフォローの反応出来ていない。。。
少々慌てるのも分かるが、縦に急ぎすぎ、ただ蹴っている状態が5分も続くと中々立て直せないのも仕方がないが、まだまだ前半半分を過ぎただけなので、いつも言われているように、苦しい時こそしっかりとパスを繋いで修正して欲しかった。
そんな状況でも、トミの相手DFライン裏への縦パスにユウイがいい反応をして、GKとの1対1をおちついて決めて、追いついた。後半17分、トミのコーナーにユウイがダイビングヘッド、またまた良い反応で弾かれはするものの、ユウトが押し込み逆転に成功したところで、前半終了!
ハーフタイムのベンチでは、前半の注意点をしっかりと伝えられ、前半の流れを振り払うべく、井原を上げて攻撃に厚みを持たせたチームは、青葉にゲームを引き寄せた。
後半開始50秒、ラインギリギリのところを諦めずにドリブルした大賀のセンタリングに、良く詰めていたクルが合わせたゴールを皮切りに、怒涛のゴールラッシュ。
後半2分、ペナルティエリア中央のこぼれにトミ。4分には、井原の左からのドリブル突破で、GK手前でフワッと浮かせるオシャレなシュート。6分、クルからのセンタリングをトミが押し込み、8分にはユウイの素晴らしFK、16分にはユウイのコーナーにクルがしっかりと合わせて、後半6点を追加して最終的には、9-2で快勝した。
しかしながら、課題は残る。厳しい事を言うようであるが、最初の5分の集中力、DFラインではキッチリ、ハッキリと捌く、落ちてくるボールには必ず競る、常にイメージする次のプレーへの準備ををしっかりと出来るようにしておかないことには、本来の青葉のプレーを引き出せないでしょう。次に向けて、イメージトレーニングをして欲しいです。【コーチ:富塚】
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