2016年11月03日(木)
【●0-6得点:】
待ちに待った決勝Tの舞台。
ホワイトとしての決勝トーナメント出場は、歴代で初めてのこと。この大会でゲームを重ねながら成長していきた選手達。トーナメントは負けたら終わりの一発勝負、初戦でメンタル強く挑むことが出来るか。。。
まずはスタートフルダッシュ、相手分析をしながら「当たり前のプレー」を意識してゲーム出来るか、苦しい時に頑張れるかがポイント。
ホワイトは2位抜けのため、初戦は別予選ブロックの1位抜けチームとの対戦、どのチームでも簡単に攻撃はさせてくれないでしょう。
アツキ、キクが休みなので、GKコウキ、FPアオト、ユウ、アキト、ハルト、シンタ、ソウマ、セナでチャレンジ。
スタートから相手に猛攻撃をしかけられるも、即席でポジションを任せたバックラインがしっかりとしたカバーリングを見せて機能していた。しかしながら中々前線に持ち出せず、繋がったとしても中盤で奪われての早い攻撃。。。深い位置でのゲームを余儀なくされた。
この厳しい状況で何とか凌いでいた4分、左のスローインからハッキリと出来ないままズルズルとゴール前に持ち込まれ、こぼれたところを決められて、早くも先制点を奪われてしまった。
6分、長いボールを跳ね返せず裏を取られてさらに失点。スタートは失点を裂け、泥臭く絡んで相手のリズムを崩すことを考えたが、中々イメージ通りいかずソウマをトップでバランスに変化を与えた。
ところが9分にミドルを決められ3失点目。。。チームの声、足までも止められて相手に流れを掴まれた。
後半からポジションを変更してリクトを投入、予測が出るようになり綺麗にとはいかないが引っかかりながらも相手ゴールに迫る勢いの高い位置での滑り出すことが出来た。途中、ハルトを下げてアオトを上げさらに勢いをつける。
奪いに行った時に後ろにこぼれることが多いこのチーム、触わるものの後ろにこぼれてしまいズルズルと突破を許して、押し込まれの4失点目。6分、ゴール前でハッキリ出来ないところを決められて5失点目。11分、長いFKを決められて6失点目。ここで終われないと何とか1点を目指して頑張ったものの願い叶わずでゲーム終了。
大差をつけられた結果は残念でならないが、選手達がサボっていたわけではなく、予選でもこれほどまでに汗を見せることが無かった疲れ方でもで現れていた。一人ひとりは気持ちのこもったプレーを続けてくれた。しかしながら、予測不足のプレーで滑るグラウンドで一生懸命プレーすれば自然なこと。。。
今まで積み重ねたレベルプレーを十分に出すことは出来なかった。出し切るためには、まずは相手のリズムを崩すことが先。そのために「当たり前のプレー」を意識すること。。。攻守に渡る要素が入っていている基本をどんな相手だろうと確実にやことで、必ずチャンスが舞い込んでくるはずです。
また、個そしてチームがいかに準備出来るか。。。
限られた時間のシュート練で、ボールを回す時にフィールドの状況を把握することや、いつもと違うボールのスピード、蹴りやすいのか蹴りにくいのかなどを頭に入れるてシュミレーションしておくこと、モチベーションを上げて最後まで諦めない気持ちでゲームに入ることなどが、当たり前になるようにしていきましょう。
今回は、決勝Tと予選の空気の違いを感じ取ること、違うフィールドで戦うことの難しさを経験しただけでも大きいと思う。また、自分達が成長しながら予選を戦い続け、実力で決勝Tの切符を手に入れたこと。このゲームで後半から自分達の戦い方で勢いを見せたこと。難しい途中出場の選手がいいパフォーマンスを見せたこと。失点を重ねる度に気持ちが落ちるのは当然だが、苦しい状況でも1点でも決めようと最後まで諦めないプレーを見せたところ。本当に素晴らしかったです!
悔し涙で帰って来た選手を見てグッときました。
最近の大ゲームで格上相手での対戦。。。個々のテクニックでは正直まだ足りない部分があるが、早いスピードでスペースを取り、リズムを感じて判断良く繋ぎながら押し上げ、さらには連携からのゴールも決めています。
今までのLLホワイトより、少し早いピッチでここまで来ています。ぜひ自信を持って最後の区大会に挑んで欲しいと思います!
最後に
予選からご協力いただいたスタッフのみなさん、保護者のみなさん
選手達がサッカーだけに、試合だけに集中できたのもみなさんのおかげです。
ありがとうございました!
(U10監督:冨塚)
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