2017年02月18日(土)
【〇5-1 得点:ヒロキ[3]、フウヤ、タカヒロ】
県大会に参加し始めてから目標が県へ変わったが、青葉区大会は全国区もいるハイレベルレベルなチームが多く参加するもう一つの目標大会。20周年を迎えた青葉FCとって初めての全カテゴリ決勝進出、しかも全て2位通過からの快進撃。。。LLは準決勝でも7人相手に苦しめられ、PKで何とか勝ち上がった。
いよいよ決勝の舞台で公式戦最後のゲーム。
保木、谷本で決勝トーナメントで戦う相手チームを見て来たが、中盤から足元のいい選手、前線にスピードも兼ね揃えた選手、フィジカルにも強く、ワンタッチの連携も見せる。。。強豪あざみ野を下して勝ち上がった。青葉も負けないパフォーマンスを見せているものの、五分五分。早くにリズムをつかんで流れを強引にでも引き寄せたいところ。
県大会から意識して来たゲームに入る前のモチベーションの上げ方。。。今回は何も言わずとも、アップから声がしっかりと出ていて、ただ言っているだけじゃなく、盛り上げようという気持ちがしっかりと伝わった。
決勝トーナメントを勝ち上がったスターティング、GKショウタ、DFタカヒロ、イノッチ、ボランチにカイリ、MFフウヤ、カンタ、ヤマッチ、ヒロキのワントップでチャレンジです。
スタートから青葉のフルダッシュが光る。
中盤でしっかりと絡み、チームを高い位置でキープ、後ろに毀れてもタカヒロ、イノッチが繋いでさらなる攻撃をしかけさせる。しかしながら、相手の必死の攻防もあり、中々綺麗に運ばせてはくれない。
しかしながら、今日は違う。。。
カンタの持ち味でもあるフィジカルテクニックで、中央でキープして左右、縦と司令塔の役割を見せ、ヒロキ、カイリも加わって、課題である中央をしっかりと埋めている。
開始4分、左フウヤから戻されたボールをカイリが、いいポジション取りをしていたヤマッチへ、中盤が上がってDFとのスペースが出来たところにワンタッチで放り込む。。。フリーで受けたヒロキの見事なミドルが決まり、早々と先制点を奪った。
その1分後、ヘッドで跳ね返されたボールをフウヤがキープ、中央フリーになっていたカンタへ。相手DFの間を狙った絶妙なタッチのスルーに予測して入り込んで来たヒロキが抜け出しグラウンダーで落ち着いて決めて2点目。早いタイミングでの追加点で青葉がリズムに乗る。
またその1分後、カンタカイリが中央で奪ったボールを中央のスペースに受けに入ったヤマッチへ。。。左に走り込んでいたヒロキに預けると2タッチで一気にDFの間をすり抜け3点目。約3分の間でハットトリックを決めてみせた。3年ながらも見事でした!
リスタート早々に相手も維持を見せるべく、繋ぎながら攻め込んで来た。カンタが戻って奪いタカヒロに預ける。。。チャンスと見たタカヒロがドリブルであがり、フリーで待ち構えていたヒロキに預けた。イメージがあるタカヒロはそのまま駆け上がり、相手を引きつけたヒロキが見事にスルーを出して、迷わず走り込んでいたタカヒロへ。。。フリーでもらったところへGKが飛び出したところを落ち着いて決めて見せた。
LLがテーマとしている、どのポジションからもチャンスがあれば仕掛けイメージ持って迷わずやり切る。。。本当に見事なカウンターを見せてくれました!
スタートフルダッシュは出来過ぎぐらいに成功し、相手を乱してモチベーションを下げさせた。たたみかけるように変わらぬプレーを見せ、予測が冴え、早いスペース取り、視野のある判断の速さからしっかりとボールを繋ぐゲームを見せ続けゴールに迫ったが 追加点とはならず。
後半もポジションチェンジを加えて、いいパスワークを見せて高い位置をキープした。安定した攻守を見せていた青葉だったが、対応の遅れた右サイドからズルズルと持ち上げられ、不意を突かれたゴールで失点してしまった。
点差はあるものの、リズムに乗られたら怖い。。。もう一度立て直して流れを引き戻すべくイノッチ右、ヒロキを最終ラインに入れた。
8分、前目で拾ったヒロキのボールが跳ね返ったところに、詰めていたフウヤがダメ押しを示すようなゴールを決めた。
その後はコウシロウを左、さらにはソウマをピッチへ、堅い守りに阻まれ簡単にはフィニッシュさせてもらえず、跳ね返されるもカイリ、タカヒロ、ヒロキ、GKショウタと予測ある落ち着いたプレーを見せつづけ、LLブルーは見事に優勝を決めた!
LLは3年からなるべく色々なポジションを経験して、後半にはある程度決めて、ゲーム中にポジションチェンジしても対応できる選手になってもらいたい。
リスクはあるが、チャンスがあればどこからでも仕掛けることを目指すLLでは、8人制の常に空きスペースを埋めなければいけないためチームバランス、その柔軟な対応力が求められる。
ブルーはこの緊張感溢れる決勝戦で、見事にLLでの集大成をしっかりと見せてくれた!
この1年間、ブルーのメンバーは厳しい試合を長きに渡って経験。夏合宿の3位、県選手権ブロック大会優勝、中央大会進出。。。選手一人ひとりがピッチ上で自身の判断でプレーし続けて自分達の意味ある経験に変えて行ったこと、上手くいって嬉しかったこと、その逆に悔しかったこといっぱいあったと思います。その多くが自分達のものにしたからこそ、最後の区大会優勝まで繋がりましたね!
最後に見事までなゲームでの優勝、本当におめでとうございます!
(U10監督:冨塚)
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