2017年04月16日(日)
【vs 横浜SCつばさ/○2-0 得点:リュウセイ、チカッチ】
【vs FCねぎし/○1-0 得点:リュウセイ】
新生Lカテゴリとして、練習と勝田SC、FCカルパ、FC藤棚との練習試合を重ね、各ポジションで試しながら、みんながLの戦い方をイメージ出来るようになることに執着した。短期間ではあったが何とかカタチにはなったと思う。
後はこの大会を通じて、精度を上げて行きましょう!
4年ぐらいからですが、ゲームで勝つことの執着が強くなり始めるので、選手によっては脇目も振らず黙々とアップや練習する姿も見えてきます。トップカテゴリともなれば、基本の反復練習がどれだけ大事か、常に考えることが精度を上げることに繋がることを感じてもらい、本番でパフォーマンスを出すためには?入る前とゲーム中でのメンタルコントロールをするには?などにもこだわって欲しい。
2試合通じてのDF陣は、GKリョウセイ、リョウガ、チカッチに託した。リョウセイは落ち着いたキーパーぶりを見せて無失点、左右への動き、前後の動きは持ち前の読みの良さで難なくこなしている。フィールドでも信頼できる選手だけに葛藤はあるが。。。
最終ラインを守るリョウガのスピード、ボールコントロールが良く安定した守りを見せるチカッチ。双方ともに攻撃参加意識も持っているので理想的だ。さらにチカッチはサイドハーフでも外から切り込むプレーを見せ、1試合目後半には逆サイドで予測からのゴールも奪っている。
1試合目開始早々、チカッチの負傷で急遽ピッチに入った5年タカヒロは、練習試合から1学年上相手にフィジカルでも負けず、常に考えてプレー出来るので安定感あるDFを見せる。1度CKを蹴らせるほど、6年からも認められているということでしょう。
このDFラインのバランスを保ってくれるのが、ボランチのナカサン。足元、フィジカルの安定感はもちろんの事、最終ラインに入ったとしても、司令塔位置に入ったとしても見せてくれる。1試合目先制点を演出したロングでの裏取りは見事だった。
中盤の左右はユウキとケイゴ。サイドからの攻撃場面が多いため、攻守で馬力のあるユウキ、テクニック面で見せるケイゴに任せた。大事な真ん中は、アイディアあるボールコントロール、スマートな突破力、豊富な運動量で指示も出せるサクに託した。バイタルエリアで、自分のシュートイメージを持って出すパターンもあると、さらにいいですね!
トップはトリッキーなプレーもあり、ボールタッチ、インパクトがいいリュウセイに決定力を期待した。1試合目のループも落ち着いて決め、2試合目のボレーもしっかりとミートさせた。シュート出来る位置に自然にいることもトップとしての大事な要素。
今回は微妙なゲームだったので、少ししかピッチに立ってもらえず残念だったが、中盤のサイドで出場したコジロウ、ユウセイ共に足元が良くなっていて嬉しい限り、フィジカルを使ってキープ、預けての連携も加わってくるともっといいですね。自分が中心!ぐらいメンタルでピッチに立つってみよう!
2試合目の後半で出場した5年フウヤは、厳しいDFにことごとく潰されていたチーム状況でしたが、フィジカルコンタクトが少ないプレーを見せるほどボールコントロールの良さをアピールした。
途中出場のトップは、フッシーとカナデ。小さいながらも果敢にチャレンジする姿勢、前からのプレスをよくかけているフッシー。努力家であり、気持ちでは誰にも負けないカナデは運動量でも見せてくれる。自力でも周りとの連携でも、シュートを打てる状況に自ら持って行けるようになると変わってくるはず。
このFA初日の2試合。
個の技術力も高くチームバランスも悪くなく、攻守共にフォローがありポゼッションは高くなり、この短期間で思った以上に良くなっている。ただ、セカンドボールが相手よりも拾えず、バイタルエリアで関わる人数が少ないので、アタッキングやフィニッシュでのミスもあり奪えなかったゴールが多いのも事実。また、固いDFを連携で崩す場面が見られなかった。ゴール前で早い3つぐらいの早いパスワークでゴールを奪えるようになってもらいたい。
それらの課題に加えてFK、CKでのセットプレー(ゴールイメージが沸かない)、3人目(特に逆サイド)の動き出しもあるくらい、奪った瞬間に全員が連携からのゴールイメージを持てるようにしていきましょう!
新生FA選抜としていいスタートは切れたと思います!
短い期間でここまで来れているのは大きい、この大会通じて成長していきましょう。
ただ選手達に伝えた通り、次回以降のFA選抜は今週末のトレーニングや今後の状況を見て、学年関係なく選抜します。また、出来るだけ多くの選手にFAを感じてもらいたいと考えています。
(U12監督:冨塚)
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