2017年07月29日(土)
嶮山キッカーズ、ヨコハマキッカーズ、しらとり台FC合同主催の小学生3年生を主体としたフットサルカップ(5人制)。
青葉FCの他、嶮山キッカーズ、ヨコハマキッカーズ、しらとり台FC、あざみ野キッカーズの5クラブがA・Bの2チームに分かれての合計10チーム参加。
予選リーグAは各クラブのAチーム(5チーム)での総当戦。
予選リーグA・B総合順位の上位5チームが上位トーナメント、下位5チームが下位トーナメントへ出場となり1位~10位が決定する大会制度。
また、各チーム1名のMVPが監督選出されます。MVPになるのは誰になるのかも見所の一つ。
今回、初監督を任され、青葉FC(3年生)Aチームを率いてカップ戦に臨みました。日頃の練習(ただ蹴るのでは無く繋ぐ事)を意識した試合運びでの優勝を目標にいざ決戦。
青葉FC LL(3年生)-Aメンバーは下記
たくと、えいた、あやと、あおい、けんしん
フォーメーションは1-2-1(GK前にダイヤモンド型で選手を配置する形)。
<予選リーグA> 試合時間8分
1. VS ヨコハマキッカーズ-A 2-0
えいた②
2. VS 嶮山キッカーズ-A 2-0
あおい、たくと
3. VS あざみ野キッカーズ-A 2-0
あやと②
4. VS しらとり台FC-A 4-0
けんしん、あやと、あおい②
予選リーグ結果:勝ち点12
全勝、無失点、総合順位1位で上位決勝トーナメント進出!
予選リーグは、各試合毎に選手のポジションを変えて臨みましたが、メンバー全員が得点。素晴らしい!様々なポジションを経験することで更に成長して欲しいと思います。
また、目標としている「繋ぐ」ことへの意識も高く、初戦のヨコハマキッカーズ戦におけるキックオフ直後のパス回しからのえいたのシュートシーンから始まり、ワンツーやタイミング良い縦パスなど、随所で見せるパスワークは見応えがあり練習の成果が徐々に実践出来てきているなぁと感じました。
<上位決勝トーナメント:準決勝>
試合時間7分-1分-7分の前後半7分制
VS あざみ野キッカーズ-A 4-0
えいた、あやと②、あおい
フォーメーション:予選同様ダイヤモンド型
GKにけんしん、バックにたくと、左にあおい、右にえいた、トップにあやと
予選総合順位1位によりシード権獲得。準決勝からのトーナメント戦。
相手は予選リーグにて2-0で勝利した相手も、青葉へのリベンジに闘志を燃やしているはず。また、足元の技術も高く決して油断ならない相手。
ただ、試合前に松本総監督から気を引き締めてもらった選手達。試合開始から集中していました。開始1分、たくとからのパスを受けたえいたが落ち着いてGKの股を抜いたシュートで先制。あやとの中央突破でのゴールで追加点、前半2点で折り返します。後半も青葉ペースで試合が進み、えいたからのパスであおいのシュート、相手GKに防がれるも惜しいシーンが続きます。後半そろそろ点が欲しいところで、前半同様あやとが中央突破し3点目。最後はあおいが決めて4点目で試合終了。
前半は、予選リーグ同様、たくとからけんしんへのバックパス、パス回しであおいからあやとへのスルーパスなど繋ぐシーンも多く見られました。また、たくとのミドルシュートも攻撃に厚みを出してくれました。
ただ、後半になって、点を取りに来ている相手チームのプレッシャーがかかりはじめると、ただ蹴ってクリアしてしまう場面もありました。落ち着いてプレーすれば、きっと繋げるはず。課題をもって、いざ決勝戦に臨みます。
<上位決勝トーナメント:決勝>
試合時間7分-1分-7分の前後半7分制
VS あざみ野キッカーズ-B 2-1 あやと②
フォーメーション:予選同様ダイヤモンド型
GKにけんしん、バックにたくと、左にあおい、右にえいた、トップにあやと
※トーナメント準決勝同様
相手は予選総合順位2位でトーナメントを勝ち上がってきたあざみ野キッカーズ-B。予選1位候補であったが、予選グループBで陶山監督率いる青葉-Bが食い止めた事で青葉-Aに予選1位を奪われている。また、あざみ野キッカーズ-Aが準決勝で青葉-Aに敗退している事から、闘志を持って試合に臨んでくるはず。
決勝戦開始。思っていた通り、相手は闘志をもって向かってくる。また、足元の技術も高く早くて強い!前半早々、マークを外され相手シュートでピンチ!ゴールポストに救われます。その後も怒涛の攻撃を受けるもGKけんしんを中心になんとか防ぎます。序盤守勢にはまわりましたが、青葉もあやとが前線で粘り、えいたがシュート、ドリブル突破でえいたがシュートと一進一退の攻防が続き前半終了。予選を通じて本日6試合目、交代メンバーはおらず全員フル出場、さすがに疲れているでしょう。でも、あともう少し、1分のハーフタイムを経て後半を迎えます。
後半も相手の怒涛の攻撃が続きます。そして遂に均衡が破れます。後半2分、相手コーナーキックに上手くあわされ手痛い先制点を許してしまいました。この失点で疲労困憊の青葉選手達に火が点いたでしょうか、目つき顔つきが変わり更に集中しだしたような気がします。後半の失点は精神的にキツイはずですが決して諦めない!すごいです!
すると、失点後のキックオフ直後青葉が攻め込み相手GK がボールをキャッチ。相手ゴールスロー(今大会はフットサルなのでゴールキックでなくスロー)によるミスをついて、あやとがボールをかっさらいシュート、これが決まり同点に。失点後からたった15秒で振り出しに戻します。
そして、これまであまり声が出ていなかった選手達でしたが、たくと・えいたを中心に選手たちによる積極的な声出しが生まれ、青葉ペースにし始めます。
ペースをつかんだ青葉の攻めによりコーナーキックを得ます。キッカーはえいた。ゴール前に蹴りこみ混戦になったところ、再度あやとが押し込み逆転。残り時間は3分30秒、更に攻防は激しく続きますが、なんとか守り切りタイムアップ。見事、優勝です!
MVPにはあやとを選出。今大会チームトップの7得点。高い決定力もさる事ながら、予選を通じて周囲の選手達と上手く連携しながら勝利に貢献してくれました。
ただ、交代要員がいないにも関わらず、選手全員本当に頑張ってくれました。
けんしんはGKとしてピンチを救い、フィールドに出てもキレのあるドリブルや得点など多才。
たくとはチームの絶対的な支柱として相変わらずの高いリーダーシップを発揮、フリーキックで決めたミドルシュートも相手にとって脅威的です。
あおいは今大会チームで2番目の4得点、守備だけでなく攻撃でもチームに貢献できるようになってきました。
えいたはやっぱりチームのエース。意図的に繋ぎの起点とし貢献してくれました。守備と攻撃のバランスを上手くとりつつチームにスイッチを入れてくれたので、あやとやあおいが躍動出来たと思います。
ただし、準決勝・決勝のような相手プレッシャーが強い場合の繋ぎはまだまだ課題かなと思います。更に強くなるために、これからも練習・TRM頑張りましょう。
初監督で気疲れはしましたが、終わってみれば楽しい一日でした。
審判対応含めて支えて下さった松本監督はじめ、スタッフ、父兄の皆様、そして選手のみんな、ありがとうございました。
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